新治の仲間たち

【新治里山憲章】

新治の里山をまるごと伝えよう

地域の方々が長年にわたり、手入れされてきた里山の景観と、横浜市内ではほかに類を見ないほど生きものの豊かさにあふれている自然は、とても大切な宝です。

この里山を、地域とともに広く市民が協力し、未来の子どもたちへ引き継いでいくことを合言葉として、ここに憲章を定めます。

  • 1.郷土愛により培われてきた新治の風土と、そこに根ざした里山文化を大切に引き継いでいきます。
  • 2.新治に暮らす生きもののにぎわいを育み、新治を愛する人のにぎわいも、ともに育てます。
  • 3.里山に集う多様な人々が協力し合い、みんなのふるさととして誇れる里山づくりをすすめます。
新治の里山を愛する一同
平成23年1月
横浜市

活動している仲間達

NPO法人新治里山「わ」を広げる会

  • 新治里山公園運営プロジェクト
  • 新治谷戸田を守る会

新治恵みの里準備会

新治市民の森愛護会

梅田川水辺の楽校協議会

一本橋メダカひろば水辺愛護会


新治恵みの里発展会

「恵みの里事業」とは、市民と“農”とのふれあいを通じて、地域ぐるみで農業と農地を残して、農あるまちづくりを進めるための、横浜市の取り組みです。「新治恵みの里」は新治町・三保町の一部を対象とし、水田・畑からなる谷戸の地域と恩田川・梅田川沿いの水田の地域、約160haの範囲を指定しています。地元農家が主体となり、様々な活動を行っています。

活動内容:

  • にいはる長屋門朝市(にいはる里山交流センターにて毎週土曜日9:30より)
  • 農体験教室(米、小麦、サツマイモ作り)
  • 農産加工教室(うどん作り、農家の知恵が詰まった料理教室 等)
  • 農的景観保全事業(レンゲ、ヒガンバナ等の景観植物栽培)

HP:http://www.niiharu.link/

問合せ先:
環境創造局北部農政事務所 新治恵みの里担当
TEL:045-948-2481  FAX:045-948-2488

にいはる里山交流センター
TEL:045-931-4947  FAX:045-937-0898


新治谷戸田を守る会

平成14年度、緑区役所が谷戸田の景観保全と援農のため、ボランティア募集をしたことが始まりです。平成17年に自立した組織となりましたが、特定農地貸付法の改正により法人等で農地を借りられるようになったことを受けて、平成23年度よりNPO 法人新治里山「わ」を広げる会のプロジェクトとなりました。平成30年に、横浜市が買い取り公有地となったことで農地契約は解除しました。現在は新治市民の森の保全活動として、一連の田んぼ作業のほか、学習会等も行っています。

目的:横浜の原風景とも言える谷戸景観。その風景を構成する貴重な谷戸田の保全に取り組む。

活動内容:一連の田んぼ作業、稲作技術や里山についての学習会。
※通常の体験水田とは違い、谷戸田を保全する活動です。

活動日:土曜日(月に2〜4回)

登録料:1,000円(1年更新)

Facebook: https://www.facebook.com/Niharuyatoda

問合せ:にいはる里山交流センター
TEL:045-931-4947  FAX:045-937-0898
Mail: info@niiharu.jp


新治市民の森愛護会

新治市民の森は、平成12年3月に開園し、面積は約67ha。横浜最大級の市民の森です。昔ながらの谷戸の景観をそのままに、広く市民が緑を育てる場とし、この森を人との新たな共生により、生き生きと蘇らせ、未来の子どもたちへ引き継ぐことを目的としています。保全管理計画に基づいた作業や調査、清掃及びパトロール、こども森の日(春夏秋冬)、「森の工房」運営等を行っています。 毎週多くの人がボランティア活動に参加しています。

HP:http://niiharu.la.coocan.jp


梅田川水辺の楽校協議会

「水辺の楽校」は国土交通省が平成8年度に創設した制度です。横浜市内では平成10年6月に登録されました。流域の学校・PTA、自治会、市民団体、川に関心をよせる人々と行政が連携しながら、梅田川流域の自然を守り、水辺に人々が集い、憩いの場、体験・学習の場として活用し、子どもたちの健やかな成長を支え育むことを目的としています。

休耕田の再生に取り組む「田んぼおたすけ隊」や、夏休みには梅田川の生き物観察・調査を主に、水鉄砲つくり、いかだ遊びができる「子ども川の日」(7月20日ごろ)を行っています。


一本橋メダカひろば水辺愛護会

子どもが安心して遊べるように水辺環境を保全し、また、多様な自然生態系を復活させることで多くの人が川と親しめることを目指して、平成15年11月に設立しました。水質汚濁等の心配はかつてよりは薄らいでいますが、宅地開発等により流域の保水力に問題が生じています。そのため水田の復活等も他団体と協力して取り組んでいます。

活動場所:梅田川の一本橋メダカひろば〜くるみひろば周辺

活動内容:清掃活動、草刈り、川の日などのイベント協力、水辺のビオトープづくり

活動日:毎月第2土曜日